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マレーシアの就労ビザ(Employment Pass)最新情報(2018年3月)

※この記事は2018年03月16日に書かれたものです。


こんにちは、りんごです!

今日は、昨年9月に改訂されたマレーシアの就労ビザ(Employment Pass)、最新情報についてお伝え致します。


就労ビザ(Employment Pass)のカテゴリー

マレーシア内務省は、外国人への就労ビザ(Employment Pass)の発給について、被雇用者の最低月額給与をベースに下記の3つのカテゴリーに大別しており、2017年9月1日より施行しています(JETRO)。


就労ビザ(Employment Pass)のカテゴリーの詳細

カテゴリー

最低月額給与

雇用期間

家族帯同の可否

メイド雇用の可否

更新

カテゴリーⅠ

10,000リンギ以上

5年まで

更新時に考慮される

カテゴリーⅡ

5,000~9,999リンギ

2年まで

更新時に考慮される

カテゴリーⅢ

3,000~4,999リンギ

1年以下

不可

不可

更新は最高2回まで


今までは給与額に関係なく、平均2年~5年有効の就労ビザが発給されていましたが、今回給与額によって有効期限が設けられるなど、規定がより細かくまた厳しくなったと言えます。また、カテゴリーⅢ、給与が5,000リンギ未満の場合も、更新回数や家族の帯同の可否について明記されています。


必要資格と経験

以前から面談やセミナーなどでもお伝えしていた内容になりますが、就労ビザ(Employment Pass)の申請ポストによりふさわしい資格、経験が必要であるということ、また年齢制限はないとしながらも、履歴書については、以前より詳しいものが求められており、資格、経験の要件についても、下記の通り明記されています。

  1. 大卒以上で、かつ採用ポジションと関連した経験が3年以上あること。

  2. Diploma(短大卒業資格)保持者なら、5年以上の関連経験があること。

  3. 職業訓練校などの技術系証書などの取得者なら、7年以上の関連経験があること

※ただし、採用する企業によって異なる場合もあります。


まとめ

マレーシアの就労ビザ(Employment Pass)取得には、少なくとも3年以上の社会人経験(大卒以上の場合)と採用企業と関連する業務経験が必要と言えます。また、企業からの要望と応募条件にはなりますが、ある一定以上の英語力も必要です。

ここ1、2年マレーシアの就労ビザ(Employment Pass)の規定が頻繁に改定されていますので、最新の情報を確認してから、手続きを進めてもらいましょう!