「成功者インタビュー」シリーズではJACを通してマレーシア就職された方の就労、生活体験インタビューをお伝えいたします。
30代男性/Mさん/クアラルンプール勤務/外資系IT会社勤務
Q1. 現在の仕事内容は?
外資ITベンダーでの日本法人顧客へのテクニカルサポートを担当しています。
Q2. なぜマレーシア転職(就職)をしようと思いましたか?
日本である程度キャリアが積めたので、選択肢を増やすために海外就職をしたいと思いました。
生活環境を良くしたいという思いもあり、就労条件や住環境など他国と比較検討した結果、旅行でも何度も訪れていたマレーシアを第一目標にしました。
Q3. 転職活動を始めてからマレーシアで就労開始するまで、どのくらいの期間を要しましたか?
留学経験などもなかったため、英語力の底上げと海外移住の検討期間も含めると1年ほどですが、レジュメ作成から内定までの純粋な転職活動期間は半年ほどです。
(2019年2月にマレーシアで就労開始)
Q4. マレーシアで生活を始める際、どのくらいの初期費用がかかりましたか?
マレーシアでの新生活自体は、航空券や渡航後1か月の仮住まいを会社が用意してくれたこともあり20万円ほどでしたが、退職してからビザが出るまでの日本でのホテル待機や生活費、大型家具の処分で30万円ほどかかりました。ここについては、実家に頼れる方はもっと減らせると思います。荷物は手持ちで最低限しか持ってこなかったので引越しや輸送コストはかかっていません。
Q5. マレーシアに来て驚いたことは?また、マレーシアの好きな所や苦手な所があれば教えてください。
意外と湿度が低いことに驚きました。東京の夏よりよっぽど快適に感じます。マレーシアに来た初年に語学学校に通ったのですが、非常に多国籍なクラスで楽しかったです。
マレーシアの好きな所は多国籍で雑多な感じがする所で、苦手な所は虫が多い所です。
Q6. 仕事で英語を使う頻度は?また、マレーシアに来る前と比較し英語力は上達したと思いますか?
外資系企業ということもあり、顧客との会話とチーム内のコミュニケーション以外はすべて英語です。チャットでのコミュニケーションが主なので、ライティングが一番伸びたと感じます。本国のエンジニアとのコミュニケーションが多く、マレーシアのアクセントは未だに苦手なままです。
Q7. コロナ禍において生活に変化はありましたか?
完全リモートワークになったことと、活動制限令(MCO)により友人に会うことが難しくなり一人で家にいることが増えました。以前は旅行が趣味でしたが、家で出来るクラフト系の趣味などを始めました。
Q8. コロナ後、現職でリモートワークが導入されましたか?リモートワークが開始したばかりの頃と現在を比較し、会社の環境や心境に変化があれば教えてください。
完全リモートワーク開始から既に1年以上経過しましたが、会社の環境としては福利厚生の内容が変わってきました。オンラインによるマインドフルネス講座や心理カウンセラーへの相談サービスなど、メンタルケア系の内容が増えました。在宅勤務が続くとモチベーションの維持に苦労します。
Q9. マレーシアで就労されていることは、ご自身にとってプラスになっていると思いますか?
キャリアの観点では、日本で従事していた仕事より難易度を落としているので、強いて言えば英語力がアップしたことでしょうか。人生経験の観点では、日本の外から日本を見ることで色々と気づきがあり、とても価値のある経験していると感じています。
Q10. マレーシア転職を検討している方へ一言アドバイスをお願いします。
マレーシアは状況の変化が早く、コロナ禍においては今月はできたことが来月はできなくなってしまったり、その逆もあります。マレーシア転職できるチャンスを逃さずに掴めるよう情報収集に努めてください。
※Mさんのマレーシア生活の様子
過去のインタビューはこちらからご覧ください。
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