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マレーシアの日本人働くママ事情

※この記事は2018年04月13日に書かれたものです。


こんにちは!働く2児のママ、Eです。

4月は日本では桜の季節、新しい年がはじまり、進学、新入社員など、ワクワク・キラキラですね。
そんな中、Eがいつも頼りにしていたメイドがフィリピンへ1ヶ月間帰省中。 キラキラな4月ではなく、仕事、育児、家事に奔走のフル回転な毎日です。
(外国人メイドは基本2年契約で、契約更新の際に1ヶ月ほどの休暇を与えなければなりません)

さて先日、「マレーシア働くママ会」(*)があり、早速参加してきました!
*この会は非営利団体でボランティアで運営されています

日本人の働くママ同士が会える機会や繋がりは基本的に無いので、こういったコミュニティーは助かります!

参加したのは起業予定のママ、ハンドクラフトを制作・販売しているママ、リケ女のバリバリ営業ママ、マレーシアで会社を立ち上げて現在産休中のママ、日本では経営企画の元バリキャリママなどなど、様々なバックグラウンドのママ達で、しなやかな雰囲気の中にも、パワフルあふれるママ達でした。

この会の中で発見した、マレーシアの働くママ事情やそれを取り巻く環境をいくつかご紹介します。


共働き文化が浸透しているマレーシア

日本で働くママが「働き難さ」を感じる一番の背景として、この「共働き文化」がまだまだ定着しきれていない点ではないでしょうか。

その点、マレーシアをはじめとする東南アジアでは共働きが一般的で、働くママが当たり前に存在します。

子供を預ける場所は親戚/近所のおばちゃん/保育園などと選択肢が多くあり、「保活」なんて言葉もありません。

また、妊娠中の産婦人科の検診はママだけでなくパパも一緒に行くことが多く、パパも進んで育児に参加する事が当たり前な様子も伺えます。

こういった背景もあるのか、あるいは元々のマレーシア人の性格なのか分かりませんが、街で子供と一緒にいると、子供をあやしてくれたり、遊ぼうとしてくれるマレーシア人の多いこと!

子育てに対して非常にオープンで協力的で、暴れん坊の子どもたちを抱えているママにとってこういった環境は有り難い限りです!


家事はできる限りアウトソース!

マレーシアでは家事、特に掃除はメイドや掃除専門のスタッフにお願いする家庭が多々あります。

掃除等の家事はアウトソース(外部)に託し、子供達との時間を優先する環境が整っているため、家事がないことで若干の気持ちの余裕が生まれるもの。。。

一方で、マレーシアで日本人の働くママ達の大きな悩みは「食事」。

仕事で時間がないため、毎日手の混んだ食事を作ることは難しいし、子どもたちにはできる限り栄養バランスが食べ物を食べさせたい。

日本では「惣菜」を購入して夕食の一部に充てがうことができるけど、マレーシアはデリバリーや外で買えるものは、味が濃いものや炭水化物系がほどんどなので罪悪感があります。。。

何か解決方法はないかと、現在働くママ同士でいろんなアイデアを出し合っています。


育児、家事、仕事、全てうまく両立させることはなかなか難しく、まだまだEも日々模索中です。
世界中の働くママが少しでも楽しく、仕事と育児を両立できる様になれるといいなぁ、と心から願っています!